「1日30分で月30万」は本当!? AI×SNS副業動画の実態を徹底検証
- 1日30分のAI作業で月30万円以上稼げると謳う動画が約48万回再生と話題を集めている。
- ステマ規制の対象は広告主だが、月30万の収益や規約違反にならないかは確認できなかった。
- 視聴者からは絶賛の声がある一方、規約違反のリスクや倫理面を指摘する声も多数上がっている。
ネット上で約48万回再生されている話題の動画がある。パソコンなし、スキルゼロの主婦がAIを使い、1日30分の作業で月30万円以上を稼ぐというのだ。果たしてそんな夢のような話は本当なのだろうか。実態を徹底検証する。
何が主張されているのか
話題の動画では、2児の母親がThreads(スレッズ)のアカウントをゼロから立ち上げ、わずか3日で収益化する方法を公開していると謳う。
具体的な手順として、伸びている投稿をリサーチし、楽天アフィリエイトに登録。その後、AIを使って投稿文を作成し、アフィリエイトリンクを貼って拡散するというものだ。
動画内では「3日で450円」といった初期の成果から始まり、最終的には月30万円以上の副業収入を得られると主張されている。LINE登録への誘導などを行わず、手法をすべて公開している点も強調されているようだ。
実データで検証
この手法は本当に問題なく稼げるのだろうか。編集部で裏取り調査を行った。
まず、アフィリエイトリンクを貼る際に関わってくるのがステルスマーケティング(ステマ)規制だ。消費者庁の公式ページによると、令和5年10月1日からステマは景品表示法違反となっている。広告であるにもかかわらず広告であることを隠す行為が該当し、SNS投稿も規制対象となるのだ。
ただし、規制の対象となるのは商品・サービスを供給する事業者(広告主)であり、企業から依頼を受けたインフルエンサー等の第三者は規制の対象とはならないとされている。
一方で、動画で謳われている「1日30分の作業で月30万円以上の副業収入を得られる」という点や、「Threadsをゼロから開設し3日間で収益化を達成できる」という主張については、客観的な事実として確認できなかった。
さらに、Threads上でAI生成投稿を用いて楽天アフィリエイト等のリンクを投稿・拡散する手法が、各プラットフォームの利用規約やスパム規定、広告規制に抵触せずに運用できるかどうかも確認できなかったのだ。
SNSのリアルな声
この動画に対する視聴者の反応は、真っ二つに分かれている。
肯定的な声としては、「普通はお金を払わないと知り得ない情報を公開してくれてためになった」「LINE誘導がなくて良い」「シニアのおじさんでも分かりやすい」といった、初心者からの感謝のコメントが多数寄せられている。
しかし、否定的な意見や鋭い指摘も少なくない。「使ったことのない商品をほかの人に買わせて儲けることに罪悪感は感じないのか」「Threadsは副業目的のAI自動投稿だらけ」といった倫理的な疑問の声が上がっている。
さらに、「スマホ一台と言っているのにガッツリPCを使っている」「前置きが長すぎる」といったツッコミや、「使用していない商品をAIで使ったように投稿するのは規約にも法律にも禁止されている」と警鐘を鳴らす声もあった。中には「コメント欄が異常すぎる」と、絶賛コメントの多さに不信感を抱く視聴者もいるとみられる。
編集部の結論
今回の検証から見えてきたのは、AIとSNSを掛け合わせたアフィリエイト手法の危うさだ。
確かに、AIを使えば文章作成の手間は省けるかもしれない。しかし、自分が使ったこともない商品をAIに書かせて推奨する行為は、プラットフォームの規約違反やスパム認定のリスクがつきまとう。動画の主張する「月30万円以上」という金額や、規約に抵触しないという確証は得られなかった。
また、ステマ規制の直接の対象にはならないとしても、モラルを欠いた投稿を続ければアカウント凍結のリスクは避けられないだろう。
「誰でも簡単に稼げる」という甘い言葉には裏がある。実践する前に、プラットフォームの規約を熟読し、本当に持続可能な手法なのかを冷静に見極める必要があるのだ。
※検証対象の動画はYouTube「ゆら【在宅ワーク・AI副業でマイホームを目指す2児ママ】」が2026年10月7日に投稿したものです。
この記事は YouTube で話題の動画 (YouTube / ゆら【在宅ワーク・AI副業でマイホームを目指す2児ママ】) の主張を、公式情報や公開データで裏取りした検証記事です。AI が作成しています。動画の内容そのものの転載ではなく、公式発表の要約でもありません。正確な内容は各出典をご確認ください。
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