3人で117分のAIアニメを実働3カ月で制作!? 無料公開された大作の正体
要点 3行
- DELINE PRIMEが映像制作に生成AIを活用した117分の長編アニメ映画をYouTubeで無料公開した。
- 制作チームはわずか3人で、一時中断を挟みつつ実働約3カ月で長尺作品を完成させた。
- 約1500カットに総計1万回以上の修正を重ね、脚本や主要な音声は人間が担当した。
わずか3人のチームが、実働約3カ月で約2時間の長編アニメ映画を作り上げたという。しかもYouTubeで全編無料公開されているのだ。「動画生成AIで長尺の映画なんて本当に成立するのか」「何か裏があるのではないか」と疑いたくなる読者も多いはずだ。
だが、公式発表を紐解くと驚くべき泥臭い事実が見えてくる。DELINE PRIME(株式会社SPEED EFFECT)が公開した117分の作品『星の唄が聞こえる』は、映像制作工程に複数の生成AIを活用したものだ。従来のAIアニメが短尺にとどまっていた感情や構図の連続性という壁を突破するため、約1500カットそれぞれに平均5回以上、総計1万回を超える修正を重ねたというから驚きだ。脚本や作詞、プロンプトは手作業で作成され、声優の起用など要所には人間が深く関わっている。
ここからは編集部の推測だが、短期間で長編をまとめ上げられた背景には、AIに丸投げするのではなく、ストーリー構築や音声といった骨格を人間が固め、AIを「超高速な作画エンジン」として徹底的に使い倒す割り切りがあったとみられる。1万回以上の試行錯誤という数字からも、AI特有の絵のブレを人間の執念によるリテイクで力技でねじ伏せた可能性が高い。
「ボタン一つで誰でも映画が作れる魔法」ではなく、少数のクリエイターがAIと格闘した末の成果であることは確かだ。利益追求ではなく技術共有を目的に掲げるこの試みが、アニメ制作の現場をどう変えていくのか注視したい。


この記事は PR TIMESの発表を AI が日本語に要約したものです。正確な内容は原文をご確認ください。
アプリで開く