米ISC2、AIの安全を守る認定資格を2027年開始へ 先行試験の概要を公開
- 米ISC2がAIセキュリティ認定資格の先行試験概要を公開し、2027年の正式運用開始を予定する。
- 安全な設計やアクセス管理などを評価し、受験にはサイバーやAI分野で計4年以上の実務経験を求める。
- 先行試験は2026年12月中旬から実施され、選ばれた約3,000人のボランティアが参加する。
サイバーセキュリティ専門家の非営利会員団体である米ISC2は、AIセキュリティ認定資格のパイロット試験概要を公開した。AIを活用する環境の安全確保を担う人材を評価する新資格であり、パイロット試験を経て2027年に正式運用へ移行する予定だ。
今回のパイロット試験は、ISC2が標準規格に沿って進める認定資格開発の一環として実施される。職務分析調査や試験問題の開発、専門家によるレビューには、世界各国の約1万人の専門家がボランティアとして参加し、その意見が反映された。ISC2の最高執行責任者(COO)を務めるCasey Marks博士は、ボランティアコミュニティの貢献を強調した上で、パイロット試験について「AIセキュリティの能力を信頼性、公平性、妥当性を持って評価できる試験になっているかを検証するための重要なエビデンスとなる」と述べている。
新資格は、AIおよび機械学習システムの設計、導入、保守におけるセキュリティを、ライフサイクル全体にわたって担う専門家を対象とする。試験では「安全なAIアーキテクチャ、エンジニアリング、アイデンティティ/アクセス管理(IAM)」などの専門領域における知識やスキルを評価する。技術的な防御にとどまらず、ガバナンスや倫理、リスクに基づく指針、組織横断的な連携なども評価の範囲に含まれる。
受験にあたっては実務経験の要件が設けられている。サイバーセキュリティまたはAI関連分野で累計4年以上の有給フルタイム実務経験が必要とされ、そのうち2年間はサイバーセキュリティ分野、1年間は試験概要に定める2つ以上のドメインでの経験が求められる。なお、CISSPやCCSPなどの有効な指定資格を保有している場合は、実務経験要件が免除される。
パイロット試験は2026年末までに開始され、選出された約3,000人のボランティアが12月中旬から1月下旬にかけて受験する予定だ。参加登録は11月4日(米国東部時間)まで受け付けており、ISC2の非会員でもAIセキュリティの経験があれば参加できる。パイロット試験に合格し、実務経験要件と推薦状提出のプロセスを完了した受験者は、新資格の最初の保有者となる。
この記事は PR TIMESの発表を AI が日本語に要約したものです。正確な内容は原文をご確認ください。
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