Pika、わずか6手順で音付き映像を作る新AI公開 画像や音など最大12素材を参照可能
- PikaがMiniMax-H3ベースの動画・音声生成モデル「Pika H3 Flex」の重みを公開した。
- わずか6ステップの処理で同期ステレオ音声付きの映像を生成し、最大12件の参照素材に対応する。
- ローカルでは480pや768pに対応し、ホスト型API経由では最大4Kの生成機能も提供される。
米AI企業のPika(Mellis, Inc.)は、MiniMax社の基盤モデル「MiniMax-H3」をもとに学習を終えたモデルに対話力・安全性・思考力を仕込む仕上げ工程の総称。近年はここでの工夫が性能差を生んでいる。">事後学習を施した動画・音声生成モデル「Pika H3 Flex」を公開した。本モデルはオープンウェイトとして配布されており、わずか6ステップのサンプリング処理により、同期したステレオ音声を含む動画を高速に生成できる点が特徴だ。
6ステップ処理と2種のアダプター
クリエイターに向け、高い制御性と試行の速度を両立する目的で設計された。モデルには用途に応じた2種類のアダプターが用意されている。テキストや始点・終点フレームで制御を行う「FL2VA」と、複数のメディア素材を参照するマルチモーダルアダプター「Ref2VA」である。推論パイプラインはプロンプトや入力をエンコードし、選択されたアダプターで映像と音声の潜在変数を生成した後、デコードしてMP4形式に結合する。
最大12素材の参照と生成仕様
Ref2VAでは、画像、動画、単体音声クリップを合わせて最大12件まで参照素材として入力できる。内訳は画像が最大9枚、動画が最大3本、単体音声が最大3本で、少なくとも1枚の画像または動画の入力が必要となる。入力する各動画や単体音声は2〜15秒で、それぞれの合計時間も15秒以内とする制限がある。生成時の長さは規定のフレーム数に切り上げられ、5秒の指定で124フレーム(約5.17秒)、15秒の指定で362フレーム(約15.08秒)が出力される。
ローカル環境での推論はネイティブの480pおよび768p(ステレオ音声混合)に対応する。一方、Pikaのホスト型APIを利用すれば、1080pや2K、4Kへの解像度拡張や、音声ステムの個別出力、プロンプト自動強化機能も利用可能だ。
動作要件とライセンス
ベースコンポーネント全体の容量は約210GBに達し、選択したワークフローに応じた構成要素が読み込まれる。推論パッケージは単一GPUで1リクエストを処理し、NVIDIA H100(80GB)での480pおよび768pの動作が確認されている。大規模処理向けにはCPUオフロードにも対応する。Diffusers形式のスクリプトに加え、ComfyUI向けのBF16 LoRA重みも配布される。ライセンス面では、アダプター本体がMiniMax H3 Community License Agreementの下で公開され、QwenエンコーダーやサンプルコードにはApache 2.0が適用される。
この記事は Hugging Face トレンドの発表を AI が日本語に要約したものです。正確な内容は原文をご確認ください。
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