「本業×AIで月190万円稼ぐ」は本当!? 話題の動画の実態を徹底検証
- 話題の動画は、電気工事士がAIを活用して月190万円稼いだ事例や、学生が月160万円稼いだ事例を謳っている。
- 編集部の調査では、AIツールの機能や料金は確認できたが、高額な収益事例やコミュニティの実績は確認できなかった。
- SNSでは行動力を称賛する声が多い一方、セキュリティへの懸念や具体的なAIの実装方法に疑問を抱く声もみられる。
「AIを使って本業で月190万円稼いだ」「17歳の学生が1ヶ月で160万円稼いだ」――そんな景気のいい話がネット上で約21万回も再生され、大きな注目を集めているのだ。誰もがAIで簡単に大金を手にできる時代が来たのだろうか。それとも、よくある誇大広告に過ぎないのか。話題の動画の実態を徹底検証してみた。
何が主張されているのか
話題の動画では、生成AIを駆使して驚異的な収益を上げたという2つの事例が紹介されている。1つ目は、17歳のスペイン人学生がAIを使って1ヶ月で160万円を稼ぎ出したというエピソードだ。そして2つ目は、本業が電気工事士の人物がAIツール「Claude」を活用し、泥臭い努力の末に約190万円を稼いだという事例である。
動画内では「素直にすぐ動ける人は強い」と語られ、AIを使いながら手を動かして稼ぐことの重要性が説かれている。さらに、この動画の内容を実践できる場所としてオンラインコミュニティ「リベシティ」が紹介されており、「会員の89.2%が資産アップを実感」していると謳っているのだ。
実データで検証
果たしてこれらの主張は事実なのだろうか。編集部では、動画に登場するAIツールやコミュニティの公式サイトを徹底的に調査した。
まず、電気工事士が使ったとされるAIツール「Claude」について、開発元であるAnthropic社の公式サイトを確認した。Claudeには、会議の文字起こしを読み込み、アクションアイテムと担当者を1つのリストにまとめ、Slackへの投稿やGoogle Calendarでの次回会議前のフォローアップを行う機能があることが確認できた。利用料金は、年間サブスクリプション割引適用で前払い200ドル(月額換算)、月払いの場合は月額20ドルである。
また、オンラインコミュニティ「リベシティ」の公式サイトを調査したところ、野村総研のデータを元に資産5000万〜1億円を準富裕層(小金持ち)と定義していることは確認できた。
しかし、肝心の「生成AIを本業と組み合わせて月間約190万円の収益を上げる」という主張や、「17歳のスペイン人学生が1ヶ月で160万円を稼いだ」という事例については、裏付けとなるデータは一切確認できなかった。さらに、「会員の89.2%が資産アップを実感している」という具体的な統計数値についても、公式サイト上では確認できなかったのだ。
SNSのリアルな声
この話題の動画に対し、SNSでは様々な声が寄せられている。目立つのは、登場人物の行動力や着眼点を称賛する声だ。「学んだことをすぐに行動に移す姿勢を見習いたい」「即行動できるのはお金持ちへの近道」といった前向きなコメントが多数見受けられる。また、デジタルが苦手な相手には紙で見せるといった、人に寄り添った提案方法を評価する声もあった。
一方で、冷静な意見や疑問の声も上がっている。「昨今のセキュリティ事情が向かい風かなぁ」と懸念を示す声や、「AIっぽさが出ると商品の付加価値低減につながる」とデザイン面での注意を促す意見もみられた。さらに、「ホームページの作成やその後の管理などもAIがしてくれるのですか!?」と、具体的な実装方法について疑問を投げかける視聴者もいた。
編集部の結論
今回の検証から見えてきたのは、AIツール自体は確かに存在し、業務効率化に役立つ機能を持っているという事実だ。Claudeを使えば、会議のまとめやタスク管理を自動化できるのは間違いない。
しかし、動画で謳われている「月190万円」「月160万円」といった高額な収益事例や、コミュニティの「89.2%が資産アップ」という実績については、客観的な裏付けが確認できなかった。AIを使えば誰でもすぐに大金を稼げるわけではなく、本人のスキルや営業力、そして地道な行動があってこその結果とみられる。
AIはあくまで強力なツールであり、魔法の杖ではない。高額な収益報告や魅力的な数字に飛びつく前に、まずは月額20ドル程度のツールを自身の業務でどう活かせるか、冷静に検討することが重要だと言えるだろう。
※検証対象の動画はYouTube「両学長 リベラルアーツ大学」が2026年10月26日に投稿したものです。
この記事は YouTube で話題の動画 (YouTube / 両学長 リベラルアーツ大学) の主張を、公式情報や公開データで裏取りした検証記事です。AI が作成しています。動画の内容そのものの転載ではなく、公式発表の要約でもありません。正確な内容は各出典をご確認ください。
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