回答の安全制限を解除した検証用AIモデル3種が公開、事前の攻撃テスト向け
- FlashLabsは、セキュリティ検証向けに拒否応答を緩和したアブリテーション版モデル3種の公開・提供を開始した。
- 426B規模を約112GBに圧縮したモデルや、小型の1.7BモデルをHugging Faceなどで配布する。
- 攻撃者が悪用する前に自社の弱点を発見する防御目的で提供され、API経由の利用には事前の審査を義務付ける。
FlashLabsは2026年11月4日、日本市場向けに提供するAI学習済みのAIが実際に答えを出す処理。使うたびに計算コストがかかる。">推論ゲートウェイ「OrcaRouter」のサイバーセキュリティチーム「OrcaCyber」が、セキュリティ研究向けに拒否応答を緩和したアブリテーション版モデル3種を公開・提供開始したと発表した。実際の攻撃者が悪用する前に防御側が先回りしてインフラの弱点を見つけるサイバー防御テーゼに基づく取り組みとなる。
サイバー攻撃の高度化・自動化に伴い脆弱性悪用までの時間が短縮する中、OrcaCyberは「あらゆるモデルで防御する」という方針を掲げている。異なるモデルは異なる脆弱性を検出するため、検証済みのモデルを順次アブリテーションして提供を進めている。アブリテーションとは、追加学習や特定の指示文に頼らず、モデルのウェイトから拒否応答を生み出す方向成分を取り除く手法を指す。
提供されるモデルのうち、MiniMaxのオープンウェイトモデルをベースにした「MiniMax M3.1 Flash」のアブリテーション版は、2026年10月29日より「Orca Cyber Tier」のAPIで提供が開始された。コンテキスト長は262,144トークン、出力上限は131,072トークンで、テキストと画像のマルチモーダル入力に対応する。ゼロデータ保持(ZDR)にも対応し、価格は100万トークンあたり入力0.80ドル、出力1.60ドルとなる。また10月31日には、同モデル(426BパラメータのMoE構成)を約112GBに圧縮したGGUF版ウェイトを公開し、128GBメモリを備えたマシン1台でローカル推論を行える環境を整えた。
11月2日には、Liquid AIのモデルをベースにしたエッジAI・ローカルエージェント向けの1.7Bパラメータモデル「LFM3-1.7B」のアブリテーション版ウェイトも公開した。ベースモデルは端末上で動くAIのベンチマーク「pipette.liquid.ai」のパレートフロンティアで1位を獲得した実績を持つ。GGUF版およびLFM3のウェイトはHugging Faceからダウンロード可能だが、利用条件への同意が必要となる。OrcaCyberは、APIモデルの利用に申請と審査を義務付けるなど研究用途と本番運用の線引きを明確にしつつ、安全な利用環境と弱点発見環境の整備を進める方針だ。
この記事は PR TIMESの発表を AI が日本語に要約したものです。正確な内容は原文をご確認ください。
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