月数百件の問い合わせに挑む!? ワコール社内AIの“回答精度”その実力は
要点 3行
- Beyontがワコールの人事規定を案内するAI構築を支援し、約2カ月で実証版を開発した。
- 人事への月数百件の問い合わせ削減を目指し、質問33問中27問で合格水準の回答精度を確認した。
- 個人情報には推測で答えず窓口を案内する仕組みを備え、試験導入を経て全社展開を検討する。
月数百件も殺到する人事への社内問い合わせを、たった2カ月で開発したAIが肩代わりしてくれる――そんなうまい話が本当にあるのだろうか。下着大手のワコールで進められた最新AIプロジェクトの実態とはどのようなものなのか。
AIソリューションを手がけるBeyontの発表によると、同社はワコールと組み、「Microsoft Copilot Studio」を用いた人事規定検索支援AIの検証版を約2カ月で構築したという。ワコールでは規定が複数文書に分散し、人事への問い合わせが月数百件に達していた。そこで、個人情報には答えず推測での回答を避けて窓口へ案内するガードレールを実装したところ、テスト用の33問中27問で人事部門の目視確認による合格判定を得られたというのだ。
ここからは編集部の推測だが、33問中27問で合格水準に達したとはいえ、人事規定という一歩間違えれば労務トラブルにつながりかねない領域だけに、誤答を防ぐための社内用語の定義づけには相当な現場の擦り合わせがあったとみるのが自然だ。「推測で答えない」という割り切った仕様にしたのも、安全性を最優先した現実的な防衛策だった可能性が高い。
確かめられたのは、約2カ月の短期間で一次対応としての実用性が示され、試験導入に向けた運用ルールの整理が始まったという事実までだ。全社展開や他部門への横展開において、残る課題をどうクリアしていくのか、今後の動向から目が離せない。
この記事は PR TIMESの発表を AI が日本語に要約したものです。正確な内容は原文をご確認ください。
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