改造PS5を自宅のAIサーバーにするツール登場 PCやクラウド不要で動作
- 改造されたPS5のGPU上でAIモデルを動かし、家庭内のPCやスマートフォンから使えるようにするツールが公開された。
- PS5本体の共有メモリ11.4GBを活用し、OpenAIやAnthropicのAPI形式での接続や画像認識に対応する。
- 利用にはファームウェア7.00〜13.60のPS5が必要で、テレビ画面での操作や稼働状況の確認も行える。
改造された家庭用ゲーム機「PlayStation 5 (PS5)」上でオープンソースのAI推論基盤「llama.cpp」を動作させ、家庭内ネットワーク向けの推論サーバーとして利用できるようにする自作ツール「PS5LM」が公開された。実行中にPCや外部クラウド、専用アカウントを必要とせず、PS5の内蔵ハードウェア上でGGUF形式のAIモデルを直接実行できる環境を提供する。
PS5LMは、PS5に搭載されたRDNA 2 GPUとVulkanバックエンドを活用し、本体の共有メモリのうち11.4GBをモデルとそのコンテキスト用に割り当てて推論を行う。同一ネットワーク上のノートPCやスマートフォンなどの端末からポート8081経由でアクセスでき、OpenAIの「/v1/chat/completions」やAnthropicの「/v1/messages」といったAPI形式に互換性を持つ。また、テキスト処理だけでなく「Gemma 4」や「MiniCPM-V」などの画像認識対応モデルの読み込みや、分類・スコア判定を行う決定モデルの実行にも対応する。
テレビ画面向けには専用のインターフェースが備わっており、接続端末からの要求や生成内容をリアルタイムで表示できるほか、コントローラー操作による文字入力やデモ実行が可能だ。過去2分間または1時間のコンソール温度、消費電力、GPUおよびCPUの負荷状況をグラフや数値で監視する画面も用意されている。本ツールは先行するGPU向け自作ツールを基盤に開発されたもので、動作にはファームウェアバージョン7.00から13.60までの改造済みPS5が必要となる。なお、本プロジェクトはSony Interactive Entertainmentとは無関係のコミュニティ成果物として配布されている。
この記事は github.comの発表を AI が日本語に要約したものです。正確な内容は原文をご確認ください。
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