エヌビディア、社内データで動く業務AIの開発ツール拡充 処理は約3倍高速化
要点 3行
- エヌビディアはオープンソースの開発基盤を拡張し、社内データを活用する自律型AIの新ツール群を追加した。
- データを移さずに解析できる基盤や、予測や検索を担うオープンモデル、安全な実行環境を提供する。
- SAPでは検索処理が約3倍高速化し、サービスナウでは遅延が約4分の1削減されるなどの効果が確認された。
米エヌビディアは、オープンソースのAIエージェント構築ツール群「NVIDIA Agent Toolkit」を拡張し、企業が自社データを安全に活用してエージェントを構築・制御できるようにする新機能を発表した。企業が既存の業務手順やデータ管理体制を変更することなく、保有データを業務の予測や意思決定支援に生かせる環境を提供する。
新たに追加された「NVIDIA Agent Knowledge Foundation」は、基盤技術群「NVIDIA CUDA-X」を活用し、企業の生データを顧客や製品などの事業概念に変換して関係性を整理するライブラリ「Auto-Ontology」を備える。あわせて、情報検索や予測を担うオープンモデル群「Kumo」や「Nemotron Retriever」、安全な実行境界を定めてアクセス制御を行う「OpenShell」などを組み込んだ。
これらの技術はすでに複数の企業で導入や検証が進められている。エヌビディア自身のサプライチェーン部門は米パランティアの基盤を通じて同ツールを活用し、独自データからの分析や意思決定の最適化を進めている。米データブリックスや米スノーフレイクも自社のノートブック環境などとの連携を進めている。
検索や情報抽出の性能面でも効果が示されている。独SAPでは微調整したモデルの処理が約3倍高速化したほか、米サービスナウでは検索品質を向上させながら遅延を約4分の1削減した。アマゾン・ウェブ・サービスの検索基盤や米ズームなどでも、検索精度の向上や処理効率化が確認されている。
この記事は NVIDIA 公式ブログの発表を AI が日本語に要約したものです。正確な内容は原文をご確認ください。
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