AI作成のグラフを触って動かせる新技術 米マイクロソフトが公開
- AIが生成したグラフをクリックや拡大縮小などで直接動かして探索可能にする「Flint-interactive」を発表した。
- 描画処理と操作設定を分離し、コンパイラが処理を受け持つことで開発負担や表示の不具合を軽減する。
- チャット内でのグラフ操作に対応するほか、外部の表や文章と連動したダッシュボードの構築にも利用できる。
米マイクロソフトの研究部門であるMicrosoft Researchは、AIエージェントが作成したデータの可視化をユーザーが直接操作できるようにする言語「Flint-interactive」を発表した。ユーザーはクリックや絞り込み、拡大縮小、複数グラフの連動表示などを通じて、提示されたデータを探索できるようになる。
AIエージェントによるデータ分析やグラフ生成は広く使われているが、生成されるグラフの多くは静的な画像や表示にとどまっていた。対話的な操作機能を持たせる場合、AIエージェントが1回で正常に動作するコードを出力することは難しく、試行錯誤に伴う推論コストや時間の増大が課題となっていた。さらに、複雑な操作を組み込もうとするとレイアウトの崩れや機能不全が起きやすく、既存の可視化ライブラリでは表現力に限界があった。
Flint-interactiveは、同社の可視化基盤「Flint」の上で動作し、描画を管理する「視覚ロジック」とユーザーの挙動を定義する「操作ロジック」を分離する仕組みを採用した。クリックやドラッグといった低レベルの入力を、コンパイラが意味を持ったイベントへ自動で変換する。利用側はデータ強調や注釈追加といった高レベルの更新操作を指定するだけでよく、描画エンジンの詳細な仕様を意識せずに高度な対話機能を構築できる。
利用形態としては、チャットや作業画面向けの拡張機能である「Flint-MCP」や「MCP Apps」に対応しており、AIエージェントに対話型のグラフ仕様を出力させて会話画面内で描画できる。また、プログラミングAPIを用いることで、グラフの選択状態に連動して外部の表や文書を更新するダッシュボードやデータストーリーの作成も可能だとしている。
この記事は Microsoft Researchの発表を AI が日本語に要約したものです。正確な内容は原文をご確認ください。
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