オラクル、自社の業務ルールや手順を共通理解できる企業向けAI基盤の新機能発表
- オラクルが社内の業務ルールや関係性をAIに共通理解させる新機能を発表した。
- 社内データから業務オントロジーを生成し、推論の重複や処理コストを削減する。
- エージェントの一元管理機能も備え、新機能は今後12カ月以内に提供される予定だ。
米オラクルは、AIエージェントが企業の業務要素や関係性、ポリシー、業務フローを共通して理解できるように支援する「Oracle AI Data Platform」の新機能を発表した。企業規模でガバナンスや管理・統制の仕組みを適用し、AIの使用状況やコストの監視、トークン消費量の最適化を行える開発基盤を提供する。
同プラットフォームは「ビジネス・オントロジー」を活用し、分析機能やエージェント、業務アプリケーションがデータを一貫して解釈できるよう支援する。「AI Discoveryエージェント」がデータベースのスキーマやセマンティック・モデル、APIドキュメント、非構造化ドキュメントなどの業務知識を分析してオントロジーを生成する。業務分野の専門家が内容を確認・承認する仕組みで、エージェントの利用状況を継続監視して更新案も提示する。
また、業務知識を整理・統合する「Oracle Semantic Reasoning Engine」を備える。複数のシステムに分散するデータを横断検索して業務上の関係性を明らかにし、適切なデータ統制ルールを適用したうえでAIモデルに情報を渡す。過去の問い合わせ結果を再利用することで重複した推論を減らし、トークン消費量を最適化する。さらに、複雑な業務上の問いを推論・調査し、要因特定や予測、次の推奨アクションを提示する「Deep Insight Agents」も提供する。
全社規模での利用拡大に伴うエージェントの無秩序な増加や管理責任の曖昧化を防ぐ機能も盛り込まれた。「Oracle AI Registry」によってエージェントやツール、MCPサーバーの管理責任者、バージョン、依存関係、アクセス権限を一元管理する。これと連携する「Oracle AI Governance and Control」では、テストやポリシー準拠の評価、動作や品質、コストの継続監視を行う。ユーザーは「Oracle Agent Hub」やChatGPT、Claudeなどの外部AIアシスタント経由で登録済みエージェントを利用できる。
オラクルのエグゼクティブ・バイスプレジデントであるT.K.アナンド(T.K. Anand)氏は、AIエージェントが意思決定や実行に関わるなかで、企業の業務実態を反映したコンテキスト基盤の必要性を指摘した。また、設計から検証、運用までを支援する「Oracle AI Data Platform Innovation Service」もあわせて発表された。これらの新機能は、今後12カ月以内に提供される予定である。
この記事は PR TIMESの発表を AI が日本語に要約したものです。正確な内容は原文をご確認ください。
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