NumbersGame、対話型AIで会計帳簿と決済サービスを連携 月次決算を効率化
- NumbersGameがStripeやSquare、Rampとの連携機能を発表し、全利用者に提供を開始した。
- 会計帳簿と決済・支出データを対話型AIで照合でき、仕訳案の作成から決算業務までを1つの会話で支援する。
- AIによる処理は提案にとどまり、帳簿の最終更新は人間が承認する仕組みを採用して誤記を防ぐ。
会計事務所向けにAI連携ツールを提供するNumbersGameは2026年11月2日、決済サービスのStripeおよびSquare、法人カード・支出管理のRampとの連携機能を追加したと発表した。同ツールの全顧客を対象に提供を始めている。利用者はClaudeやChatGPT、Copilotといった対話型AIを用い、クラウド会計ソフト「QuickBooks Online」や「Xero」のデータとともに、各サービスの決済や支出情報を同一の会話内で扱えるようになる。
決済・支出データと会計帳簿の照合を1つの会話で完結
従来、企業の売上はStripeやSquareに蓄積され、経費などの支出はRampで処理される一方、正式な帳簿は会計ソフト側で管理されていた。そのため、両者の数値を突き合わせるにはデータの書き出しや表計算ソフトでの手作業、再入力が必要となっていた。今回の連携により、こうした照合作業を対話型AIとのやり取りの中で処理できるようになる。
各サービスの仕様に応じた制御も組み込まれている。Stripe連携ではAIが手数料や返金、サブスクリプションなどのデータを読み取り、売上認識や繰延仕訳の案を作成する。途中でStripe側のデータに変更があった場合は古い情報として記帳を拒否し、すでに銀行明細にある入金の二重計上を防ぐ。Square連携でも売上や入金データを会計ソフトに記帳できるが、顧客情報や請求書などの変更は人間がプレビューを確認した場合にのみ実行される。また、Ramp連携は安全性を考慮して読み取り専用に設計されており、NumbersGame側から支払いや変更を行うことはなく、記録のコピーも保持しない。
人間による最終承認を前提とした設計と現場での実績
すべての連携において、AIが作成した仕訳や更新内容はあくまで提案として提示され、帳簿への最終的な反映は人間が確認して承認する仕組みをとっている。NumbersGameの共同創業者兼CEOであるAnelya Grant氏は、「Claudeは作業の準備を行えるが、帳簿に何を載せるかを決めるのは人間であるという方針を維持している」と述べている。
現場での検証も進んでおり、会計事務所PrismEdgeの創業者兼CFOであるNicole Jordan-Dahdal氏は、3法人にまたがる経費監査が従来は数日かかっていたところ、2時間未満で完了したと効果を語っている。
提供形態と企業背景
各サービスへの接続にはOAuth認証を使用し、パスワードを同社が保持することなく暗号化されたトークンで安全に連携する。利用料金は月額59ドルからで、14日間の無料トライアルが用意されている。各事務所が契約しているClaudeやChatGPTなどのサブスクリプション上で動作し、NumbersGame側によるトークン単位の従量課金は発生しない。
NumbersGameはオランダのアムステルダムに拠点を置き、米国子会社を持つNumbers Game B.V.が運営している。2011年に設立され1,500以上の顧客を支援してきたサンフランシスコの簿記・CFO企業AG Accountingの社内で開発された経緯を持ち、AnthropicのClaudeコネクタディレクトリにも掲載されている。
この記事は PR Newswire (AI)の発表を AI が日本語に要約したものです。正確な内容は原文をご確認ください。
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