建設の専門知識を学習したAI、人手不足解消のコンテスト応募企業に提供
- ONESTRUCTIONが、建設分野に特化した日本語AIモデルの提供をコンテスト応募企業向けに開始した。
- 公共工事の仕様書や法令を追加学習しており、社内テストでは元のモデルを12.75ポイント上回る正答率を示した。
- 経済産業省などの事業に挑む企業向けに、さくらインターネットの計算基盤を活用して利用環境を整える。
建設分野のソリューションを開発するONESTRUCTIONは、建設業務に特化した日本語AIモデル「Ishigaki-AEC」のAPI提供を開始した。経済産業省およびNEDOが実施する懸賞金活用型プログラム「GENIAC-PRIZE 2026」の応募企業のうち、利用を希望する企業を対象とする。提供基盤には、さくらインターネットの協力のもと、学習・推論に使われる計算チップ。もとはゲーム映像用で、NVIDIA が最大手。">GPUクラウド「高火力 VRT」(NVIDIA H100)が期間限定で活用される。
建設業界では人手不足が深刻化しており、AIを活用した業務効率化が求められている。一方で建設業務は標準仕様書や法令など専門知識を前提とするため、汎用のAIモデルでは実務水準の精度に届かない課題があった。GENIAC-PRIZEのテーマ「エッセンシャルワーカーの人手不足解消に資するAIを活用した業務プロセス改革」でも建設・インフラが課題分野の一つに挙げられ、国産基盤モデルの活用が求められている。
Ishigaki-AECは、同社の建設業特化AI基盤モデル「Ishigaki」シリーズの一つで、日本の公共工事の標準仕様書や法令を追加学習させたモデルである。日本の公共建築・土木工事の標準仕様書から作成した社内ベンチマーク(4択・981問)において、正答率56.07%を記録し、ベースモデルの43.32%を12.75ポイント上回った。
同モデルはAPI版のほか、モデルの重みを公開する「公開版」として「Ishigaki-AEC-9B」がHugging Face上でCC BY 4.0ライセンスで公開されている。なお、API提供では9Bとは異なるサイズのモデルが提供される場合があるとしている。同社はこれまでにもBIMデータ品質管理ソフトウェア「OpenAEC」や建設データ資産化ソフトウェア「Contex」の開発を進めており、今回の提供を通じて応募企業が建設分野のAIシステムを迅速に開発・検証できる環境を整備する。

この記事は PR TIMESの発表を AI が日本語に要約したものです。正確な内容は原文をご確認ください。
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