平面の図面から立体モデルをAIが自動作成 部品から工場全体まで対応
- 株式会社renueが、2次元図面から立体モデルを作成・検査する新機能「DRAWING SKILL」を公開した。
- 単体部品から工場全体までを立体化し、図面通りの寸法とAIが補った設計箇所を区別して確認できる。
- 荷物の搬出量や所要時間の再計算を行えるほか、マイクロソフトの業務支援AI基盤上でも動作する。
株式会社renueは2026年11月6日、提供中の図面解析ツール「Drawing Agent」のアップデート機能として「DRAWING SKILL」をリリースした。2次元図面を起点に、単一部品から設備、搬送ライン、工場やプラント全体までの3次元モデルを組み立てられる。さらに、米マイクロソフトが提供する「Microsoft 365 Copilot」上でも動作する。
国土交通省は2023年度から、小規模なものを除く原則全ての直轄土木業務・工事にBIM/CIMを適用している。一方、設計図書は2次元図面のままである場合が多く、整合する3次元モデルを作成する手戻りや作業負担が発生していた。また、図面に内部機構や支持構造が明記されていない場合は設計者が数値を補う必要があるが、補完した設計と図面由来の値が混ざると確認作業の重複が生じるという課題があった。
新機能「DRAWING SKILL」は、AIが図面を解釈してコードを作成・修正し、専門ツールが形状生成と寸法検査を担う仕組みとなっている。部品や設備の立体化だけでなく、階別の配置図と機器図を参照して工場やプラント全体を1つのモデルに統合できる。また、画面上では「原図外形を含む部品」と「補完した部品」を切り替えて表示できるほか、作成モデルは部品名を付与したSTEP形式で書き出せる。投入量や合流ルールを変更して搬出量や平均リード時間を再計算する機能も備える。
公開資料を用いた検証モデルでは、主操作盤1面(1,138部品、134部品の可動域)の構築や、図面と資料26件を参照した資源処理プラントのモデル化を実施した。さらに、40,889平方メートルの物流施設モデル(350,783部材)では、投入量1,200箱/時、コンベア速度48メートル/分の条件において、集中投入や出荷口停止に伴う搬出量や平均リード時間の変動を計算した。
同社は短期的には、工場全体の全線接続と経路の検証、新規図面での再生成や別環境での評価を進める方針だ。中期的には実機のセンサーや制御装置との接続に取り組み、物流、貨物、制御を1つのモデルで扱える統合基盤の構築を目指すとしている。


この記事は PR TIMESの発表を AI が日本語に要約したものです。正確な内容は原文をご確認ください。
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