アマゾン、クラウドで使える最新AIを拡充 費用を抑えて作業を自動化する新機能も
- AWSは自社基盤向けに最新AIモデル群の提供を開始し、自動化システムの構築環境を大幅に強化した。
- 消費する単語量を28%抑える開発基盤や、約115ミリ秒で判断を下す小型の決定モデルをオープンソースで公開した。
- 外部業務ツールとの自動連携コネクタを拡充し、企業内の最新データを安全にAIへ取り込めるようにした。
アマゾンウェブサービス(AWS)は、AI構築基盤「Amazon Bedrock」やエージェント実行環境「AgentCore」、オープンソース開発キット「Strands」に関する2026年9月の更新内容を公表した。AIモデルの高性能化に伴い、現場での利用判断が単なる性能比較から費用対効果の検証へ移行している背景を受け、システム全体の安全性やデータ管理、運用コストを改善する機能を複数追加した。
OpenAIモデルを活用したエージェント基盤と軽量な実行環境
新機能として、OpenAIのモデルを活用して実運用向けAIエージェントを構築できる「Amazon Bedrock Managed Agents」のパブリックプレビューを開始した。AWSのデータ保護境界を保ちながら既存のアクセス権限管理(IAM)や操作履歴監査(CloudTrail)を適用できる。また、サーバーレスエージェント向けの「AgentCore runtime」を改良し、待機時間を経た初回起動時の遅延を短縮するとともにメモリ管理を効率化した。常時容量を確保することなく従量課金で運用でき、使われていない時は利用規模が自動でゼロに縮小する。
効率化を図るオープンソースツールと判断特化型モデル
エージェント構築用のオープンソース基盤「Strands harness」も公開した。文脈管理やキャッシュ機能を備え、従来と同等の精度を保ちながら消費トークン数を28%削減できるという。あわせて、選択肢から意思決定を行うタスクに特化した20億パラメータの重み) が公開されていて、誰でもダウンロードして動かせるAIモデル。">オープンソースモデル「Strands Decider 2B」を提供開始した。文章生成を行わず事前定義された選択肢の判断に専念することで、端末上で約115ミリ秒の応答速度を実現する。コードや重みデータはGitHubおよびHugging Faceで公開された。
最新の大規模モデルをBedrockへ一挙に追加
Bedrock上で選べるモデルも拡充した。OpenAIからは、最大100万トークンの入力に対応する「GPT-6 Astra」や毎秒最大300トークンを処理する高速版「GPT-6 Astra Ultrafast」、日常的な反復業務向けの「GPT-6.1 Sol」「GPT-6 Sol」「GPT-6.1 Luna」を一般提供した。Anthropicのモデルでは、前世代比でタスクあたりの費用を30%削減し速度を30%向上させた「Claude Sonnet 5.5」や「Claude Opus 5.5」「Claude Fable 5.1」が加わった。さらに、Moonshot AIの2.8兆パラメータモデル「Kimi K3」や、50万トークンのコンテキストに対応するxAIの「Grok 4.6」「Grok 4.7」も利用可能となった。
社内データの自動更新を支えるコネクタの強化
社内知識の検索機能「Amazon Bedrock Managed Knowledge Base」では、日次・週次・月次の自動同期スケジュール設定が可能になった。あわせて、ServiceNow、Confluence Data Center、Salesforce、Zendesk向けのネイティブコネクタを追加し、専用の取り込み用コードを個別に開発・保守することなく、最新の業務データを自動的にAIへ反映できる環境を整えた。
この記事は AWS 機械学習ブログの発表を AI が日本語に要約したものです。正確な内容は原文をご確認ください。
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