WordPressなどの執筆画面やPDFで、見やすさの不備をAIが自動修正
- Siteimproveが、ウェブやPDFのアクセシビリティ課題を自動修正する新機能を発表した。
- WordPressやDrupalの編集画面内で直接修正し、PDF内の画像への説明文追加などにも対応する。
- 米国や欧州での法規制強化を背景に、手作業での適合確認や修正にかかる負担の軽減を目指す。
デジタルコンテンツ管理を手がけるデンマークのSiteimproveは2026年10月13日、ウェブサイトやPDF文書のアクセシビリティ(利用しやすさ)の不備をAIが自動で修正・検証する新機能群「Fall '26 Release」を発表した。DrupalやWordPressといったCMS(コンテンツ管理システム)の編集画面内で直接修正を完了できるほか、PDFファイルに対してもウェブと同等の基準を適用できるようにした。
近年、デジタルコンテンツのコンプライアンスを維持する重要性が世界的に高まっている。米国では障害を持つアメリカ人法(ADA)第2条の改定により、人口5万人以上の州および地方自治体に対して2027年4月までに「WCAG 2.1 レベルAA」への準拠が義務付けられ、より小規模な公的機関にも2028年4月までの準拠が求められている。また欧州でも欧州アクセシビリティ法(EAA)により要件が強化されている。しかし、ウェブページだけでなく多用されるPDF文書まで含めて手作業で確認・修正するには多大な労力がかかり、ガバナンスの抜け漏れが生じる課題があった。
今回提供される「CMS Remediation Agent」は、WordPressおよびDrupalの管理画面内でアクセシビリティの問題を自動修正し、その修正結果がWCAGの基準を満たしているかを検証して記録に残す。複数のツールを行き来することなく、既存のコンテンツ作成手順の中で不備を解消できる。
さらに、文書管理や分析に関する機能も強化した。「PDF Policies」によって従来ウェブページにのみ適用されていたルールをPDFにも拡大し、組織全体で統一した基準を維持できるようにした。あわせて「PDF Remediation Agent」の機能も拡張し、PDF内の画像に対する代替テキストの自動生成と修正に対応した。人間による確認を経て元のファイルへ反映されるため、手動で再アップロードする手間が省ける。また「Conversational Analytics Agent」では、日常の自然な言葉で指示を出すだけで主要指標やファネル、セグメントの分析設定が行えるよう拡張された。
SiteimproveのCEO(最高経営責任者)を務めるナヤキ・ナイヤー(Nayaki Nayyar)氏は、AIツールによってコンテンツ制作が身近になる中で、作成の段階で適合性と性能の双方の課題を解決することが重要だと指摘した。その上で、CMS修正エージェントの提供により、顧客が普段使っているワークフローの中で問題を自動解消し、統一された基準の適用と迅速な分析結果の把握を支援すると述べている。
2003年に設立されたSiteimproveは、アクセシビリティ、アクセス解析、検索エンジン最適化(SEO)などを統合した基盤を提供しており、製造業、政府機関、高等教育機関、金融、医療など「Global 2000」に名を連ねる世界的大手組織に導入されている。今回の機能群により、課題の発見にとどまらず、作成現場での修正とログ管理までを一貫して行える体制を整えたとしている。
この記事は PR Newswire (AI)の発表を AI が日本語に要約したものです。正確な内容は原文をご確認ください。
アプリで開く