AIニュース
プロダクト GitHub トレンド · 2026/10/19

DeepSeekの公式ツールでAIの安全制限と本体の応答を切り離す検証機能が登場

要点 3行

オープンソース開発者のYuJunZhiXueは、AI環境「DeepSeek Harness」向けのセキュリティ検証用拡張機能「dsh-purge」を公開した。本ツールは、利用者のローカル環境に導入された公式のWeb版およびデスクトップ版(EXE)のDeepSeek Harness上で動作し、AIの防御動作を個別に検証するための機能を提供する。

実行環境の制御とモデル本来の応答を分離

DeepSeek Harnessは単に入力内容をAIモデルへ渡すだけでなく、実行時に提示文章の変更や承認ゲート、サンドボックス、会話形式の変換といった処理を行っている。そのため、実行環境による遮断が発生した場合に、AIモデル自身が回答を拒否したのか環境側が止めたのかを判別しにくい課題があった。dsh-purgeはこの2層を分離し、制御された環境下でモデルの堅牢性評価や、既定の制限方針を厳格化すべきかどうかの検証を行えるようにする。

Web版とデスクトップ版の双方に対応した設計

本拡張機能は、Node.js 18以上(Windowsでの安定動作には22以上を推奨)の環境に対応する。DeepSeek Harness 0.2(デスクトップ版0.2.0-rc.2およびWeb版)向けにはバージョン1.1.40以上が提供され、旧版の0.1.7向けにはバージョン1.1.39以前が割り当てられている。Web版(profile web)とデスクトップ版(profile desktop)で個別に導入と適用を行う仕組みとなっており、利用者の環境変数や設定ファイルを通じて動作する。さらに、過去のバージョンで待機時間が10分に延長されていた仕様を公式準拠の60秒に戻す調整や、バックグラウンド処理のタイムアウトを10秒とする制御設定なども盛り込まれている。

運用の制限事項と商用転売への抗議

本プロジェクトは非営利の教育・研究目的としてMITライセンスのもとで提供されている。中国本土や香港、マカオのサーバーやウェブサイトに対する通信・走査は原則として禁止されており、利用者が事前に登録した特定のIPアドレスまたはホスト名のみが例外として扱われる。また、作者は抖音のライブ配信アカウント「老张的ai」などが本リポジトリを無断で有料販売している事態を報告し、非営利条項に反する商用利用に対して強く抗議した。

メンテナンスの一時停止

作者は身辺の業務を優先するため、プロジェクトのメンテナンスを一時的に休止すると告知した。当面は新バージョンの発行や不具合報告、要望への対応を見合わせ、DeepSeek Harnessの今後の更新への即時追従も保証されないとしている。既存の公開バージョンは引き続き利用可能であり、保守活動を再開する際には公開ページ上で告知する方針だ。

この記事は GitHub トレンドの発表を AI が日本語に要約したものです。正確な内容は原文をご確認ください。

アプリで開く
アプリなら毎朝1件、注目のAIニュースが届きます 記事中の専門用語をタップすると、その場で辞典の解説が開きます。無料・広告のみ。
Google Play で手に入れよう App Store からダウンロード

関連記事