アトラシアン、開発の全工程をAIと進める新機能を日本展開 作業速度7倍に
- アトラシアンが、計画から保守まで開発の全工程をAIと進める新機能群を日本市場向けに本格展開した。
- 同社検証では開発速度が7倍以上に向上し、社内情報と結びつけることでAIの回答品質も最大44%高まった。
- 効果測定ツールは一般提供を開始し、コード理解や動画による仕様化などの機能はベータ版として順次提供される。
アトラシアン株式会社は2026年10月29日、ソフトウェア開発ライフサイクル全体をAIネイティブへと移行させる一連の新機能を、日本市場向けに本格展開すると発表した。2026年10月に開催された年次カンファレンス「Team '26 Europe」で構想が示されたもので、計画、設計、開発、レビュー、保守、効果測定に至る全工程をAIエージェントと統合し、開発生産性の向上を図る。
発表の背景には、開発現場におけるAI活用の課題がある。同社が実施した「2026年 AI SDLC調査」によると、エンジニアリングリーダーの94%がすでにチームでAIを活用していると回答した一方で、組織全体でAIを効果的にスケールさせ、適切に統制できている企業はわずか6%にとどまっていた。部分的なコード記述支援だけでは、計画やレビュー、保守といった前後の工程にボトルネックが残るため、人間が方向性を判断しAIエージェントが実行を担当するオペレーティングモデルの導入を目指す。
同社の社内検証によると、既存のコードベースにおける機能開発では、AIネイティブなプロセスによって開発速度が7倍以上に向上したと見積もられている。また、仕様駆動開発のパイロット運用では、開発者チームが数カ月分のロードマップを数週間で提供したという。さらに、コードや社内ドキュメントなど80を超える外部ソースを統合する「Atlassian Teamwork Graph」の活用により、AIの回答品質が最大44%向上し、トークン消費が最大48%減少したとしている。
今回展開される機能群には、複数リポジトリを横断してコードと作業項目を結びつけて推論する「Code Context」や、大まかなプロンプトから明確な計画とJiraの作業項目を作成する「Planner」が含まれる。また、デザイナーが録画したLoom動画からプロンプトを生成してUIコードを作成する「Record for Agent」や、AIエージェントの作業履歴をJira上で追跡・再利用可能にする「Agent Sessions」も用意された。Jira上ではDevinやFactory、Warpといった外部のコーディングエージェントを自由に切り替えて利用可能で、OpenAI Codexへの対応も予定されている。
提供状況について、AI導入の投資対効果や開発者体験を定量評価する「DX AI Measurement」は一般提供されている。「Code Context」は有償プラン向けに段階的なオープンベータとして提供され、「Record for Agent」もオープンベータで利用可能となっている。そのほか、「Planner」などの機能はプライベート早期アクセス、「Agent Sessions」などはクローズドな早期アクセスプログラムの段階にある。


この記事は PR TIMESの発表を AI が日本語に要約したものです。正確な内容は原文をご確認ください。
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