FlashLabs、安全検証向けに回答制限を解除したAIの提供を開始
- FlashLabsが、安全検証向けに応答制限を緩和したAI「GLM-5.3」の連携機能を発表した。
- セキュリティ研究者や防御チーム向けで、脆弱性の調査や攻撃シミュレーションなどの用途に対応する。
- 処理容量は入力100万、出力12万8000で、データの無保持契約や事前の審査制を導入した。
FlashLabsは、日本市場向けに独占提供する米Continuum AI開発の学習済みのAIが実際に答えを出す処理。使うたびに計算コストがかかる。">推論ゲートウェイ「OrcaRouter」において、サイバーセキュリティチーム「OrcaCyber」が拒否応答を緩和したモデル「OrcaCyber: GLM-5.3 Abliterated / Uncensored」のAPI提供を専用枠「Orca Cyber Tier」で開始したと発表した。発表日は2026年11月4日である。中国Z.aiのオープンウェイトモデル「GLM-5.3」をベースとしている。
提供の背景には、「最良のサイバー防御は、実際の攻撃者が攻撃する前に自社インフラを継続的に攻撃テストすること」という防御思想がある。サイバー攻撃の手法が高度化・自動化し、脆弱性の発見から悪用までの時間が短縮するなか、防御側が先回りして自社の弱点を見つけ出す環境を整備する狙いがある。チームでは「あらゆるモデルで防御する」方針を掲げており、検証済みのモデルを順次アブリテーションして提供している。
アブリテーションとは、モデルの重み(ウェイト)から拒否応答を生み出す方向成分を取り除く手法を指す。追加学習や特殊な指示文に頼らず、モデル自体の重みに対してフィルタリングの緩和が組み込まれている。これにより、脆弱性の調査や再現、エクスプロイト開発、ペネトレーションテスト、レッドチームツール、セキュリティ監査、マルウェア解析、ログトリアージなど、サイバーセキュリティにおける攻撃・防御の両面ワークフローで利用できる。
本モデルのコンテキスト長は100万トークン、出力上限は12万8,000トークンで、テキスト入力に対応する。利用価格は100万トークンあたり入力3.00ドル、出力5.00ドル(プロバイダー定価)となっている。また、ゼロデータ保持(ZDR)に対応しており、同機能を有効にすると、無保持契約のあるプロバイダーにのみリクエストが送信される仕組みを備える。
提供対象はセキュリティ研究者やレッドチーム、ブルーチームによる検証・研究用途に限定されており、利用には事前申請と審査を必要とする。一方、本番システムにおけるAI利用に対しては、OrcaRouter標準の個人識別情報(PII)シールドやエージェントファイアウォールなどのガードレール機能が提供されており、研究用途と本番運用の安全性を切り分けた運用が可能となっている。
OrcaCyberは今後も、敵対者よりも先に弱点を発見できる検証環境の整備と、AIの安全な利用環境の確保を進める方針だ。中継基盤であるOrcaRouterはOpenAI互換のAPIを備え、200以上の主要な生成AIモデルに対応している。
この記事は PR TIMESの発表を AI が日本語に要約したものです。正確な内容は原文をご確認ください。
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