AIの使い方を職場で広げる人は定型作業の自動化が2.7倍、747人調査で判明
- AI診断を利用した747人の集計で、チームや会社に広げている人は繰り返し作業のAI化率が2.7倍と判明した。
- 回答者の63.7%が「自分だけで使っている」と回答し、AI業務を任せる人ほど出力確認を用途別に使い分けていた。
- 毎日利用していても55.5%は繰り返し作業をAI化しておらず、個人の活用から組織への展開に課題がある。
生成AIの研修やコンサルティングを手がける株式会社Uravationは、自社サイトで提供する「AI活用度診断」の回答データ747人分を集計した調査結果を公表した。2026年10月6日に公表した403人分の調査に続く第2弾となる。AIの使い方をチームや会社で広げている利用者は、繰り返し作業をAI化している割合が自分だけで使っている人の2.7倍に上ることが分かった。
調査は2026年8月1日から11月2日までに得られた963回の回答から、IPアドレスを基に重複を除いた初回の回答747人を対象に実施された。周囲への共有状況について「チームで使い方を共有している」または「部署や会社のAI活用を主導している」と答えた層(全体の15.9%にあたる119人)のうち、68.9%が定型プロンプトの利用やツールの自作、AIエージェントへの委任など繰り返し作業のAI化を行っていた。一方で、回答者全体の63.7%(476人)を占めた「自分だけで使っている」層では、AI化を実施している割合は25.8%にとどまった。
AIが生成した回答の確認方法についても活用段階によって明確な差が出た。「AIエージェントに業務を任せている」と回答した人(全体の8.3%にあたる62人)の58.1%は、出力の確認の深さを用途ごとに使い分けていた。これに対し、繰り返し作業をAI化していない人(482人)で使い分けている割合は23.7%にとどまり、45.9%が出力を「そのまま使うことが多い」または「ざっと目を通す程度」と答えた。AIを高度に活用している人ほど、確認作業を省くのではなく確認の度合いを用途に応じて判断している実態がうかがえる。
回答者全体で見ると、仕事でAIを毎日使う人は58.9%(440人)に達するものの、そのうち55.5%(244人)は繰り返し作業をAI化していなかった。全体の診断スコアは100点満点中平均43.0点(中央値39点)だった。前回の403人分の調査結果と比較した変化幅はいずれも3.3ポイント以内にとどまり、日常的に使っていても業務の自動化や組織共有に進めていない利用者が多い構図が続いている。
同社は今回の結果について「使い方をチームや会社で広げている人ほど繰り返し作業をAIに任せ、任せている人ほど確認の深さを用途ごとに決めていた。AIの活用は、一人の工夫を職場の型にし、確かめ方まで決めたときに一段進む」とコメントしている。同社はこの集計結果を、企業向けの生成AI研修や導入支援において「どこから始めるか」を設計するための基礎材料として活用していく方針だ。


この記事は PR TIMESの発表を AI が日本語に要約したものです。正確な内容は原文をご確認ください。
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