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ビジネス PR TIMES · 2026/10/19

世界のデジタル生活調査、日本は総合21位に後退もAI分野では世界7位に

要点 3行

オランダのサイバーセキュリティ企業Surfsharkは2026年10月6日、世界121カ国を対象にデジタル環境や暮らしやすさを評価した「Digital Quality of Life Index 2026」を発表した。日本は総合ランキングで世界21位となり、前年の16位から順位を下げた。分野別ではAIが世界7位と高く評価された一方、通信の遅延などが影響したインターネット品質は72位と課題を残した。

2019年から毎年実施され今回で8回目を迎えた本調査は、国連や世界銀行などのオープンデータをもとに、「インターネットの利用しやすさ」「インターネット品質」「デジタルインフラ」「デジタルセキュリティ」「AI」の5分野を指数化している。AI分野は2025年から新たに追加された評価項目である。

回線の遅延が響き品質は低迷、AIと安全性は順位を維持

日本のAI分野は世界7位を記録し、調査対象国の94%を上回った。下位には114カ国が並んでいる。同分野ではAIの発展状況や投資先としての魅力、公共サービスへの導入準備状況などが評価指標となる。デジタルセキュリティ分野は前年から12ランク上昇して世界23位となり、調査対象国の約80%を上回った。サイバー犯罪対策の体制やデータ保護の法制度が高く評価された形であり、22位の韓国をわずかに下回ったものの、74位の中国を大きく引き離した。

一方、日本のインターネット品質は前年の57位から15ランク後退し、世界平均水準の72位となった。モバイル回線や固定回線のレイテンシー(遅延)が評価を押し下げており、モバイル回線の遅延は首位クウェートの16ミリ秒に対し日本は平均44ミリ秒、固定回線は25ミリ秒を記録した。なお、インターネットの利用しやすさは18位、デジタルインフラは26位だった。インフラ面では、インターネット利用率が人口の86%で世界66位にとどまる一方、ネットワーク活用の準備状況を示す指標では世界11位に入った。

米欧で異なるAIと安全性の傾向

総合ランキングではフィンランドが1位となり、ドイツ、デンマーク、スロベニア、オーストリアが続き、上位10カ国を欧州諸国が独占した。一方でAI分野は米国が1位、英国が2位、フランスが3位となり、欧州でトップ10入りしたのは英国、フランス、ドイツ、オランダの4カ国にとどまった。また、AI分野で上位の米国(1位)や英国(2位)は、デジタルセキュリティ分野ではそれぞれ38位、28位にとどまり、AIの普及に対して安全対策が追いついていない状況がうかがえる。

機械による攻撃には機械で対抗する多層防御が必要

Surfsharkの最高セキュリティ責任者であるトマス・スタムリス氏は、AIの登場によりサイバー攻撃における人間の作業のボトルネックが解消されつつあると指摘する。同氏によると、AIを用いたソーシャルエンジニアリングの自動化により、従来の100倍の速度で見分けがつかない精巧な詐欺が1,000件規模で発生する時代を迎えているという。スタムリス氏は、こうした脅威に対抗するためにはリアルタイムの詐欺検知やプライバシー保護、自律的なエンドポイント保護を組み合わせた多層的な防御が必要であり、「機械による攻撃には機械を活用して対抗することが求められる」と述べている。

この記事は PR TIMESの発表を AI が日本語に要約したものです。正確な内容は原文をご確認ください。

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